システムの概要

東北海道いすゞの最新技術が農畜産業の新時代を作ります

生研機構による開発促進評価試験(成績表No.004-1997)及び安全鑑定(安全鑑定番号23003)を取得するなど、その品質面でも高い評価をいただいており最少のコストを提案できるシステム、それが「マルチアタッチメントシステム」です。

アームロール車1台でいろいろなコンテナが運用できます

たとえば、各畜産農家に、各々ふん尿収集運搬用コンテナを配備し、必要なタイミングで堆肥センターへの運搬を1台のアームロール車で行うことで、イニシャル及びランニングコストの低減が図れます。又、出来上がった堆肥の運搬・散布はマニアスプレッダーコンテナを、液肥はスラリーローリーコンテナをそれぞれアームロール車に搭載する事で可能となり、1台の車両を何役にも活用することができます。

マルチアタッチメントシステムについて

脱着ボデー車を使った運用システムは最近できたものではなく、海外では広く利用されており、ヨーロッパにおいての普及は農業関係からと言われています。
その理由としては、農業用機械等に使用シーズンがあることが大きな要因として上げられます。季節ごとに使用される農業機械をコンテナ化すれば、コンテナの載せ替えにより車両の共通化が図れます。これにより、年間を通して同一の車両が使用可能となるため、車両の稼働率の向上と所有台数の削減が図れて、その結果、農家の負担費用の軽減につながるということから運用されてきたようです。
脱着ボデー車は発売されてきてからすでに四半世紀が過ぎましたが、国内の利用状況を見ますと、おもに建築廃材を中心とした廃棄物運搬において運用が広まっていきました。ただし、1997年迄は法規制による使用制限の問題があり、他の市場も含めた普及には至りませんでした。普及率を比較しますと、現在、ヨーロッパではトラック10台の内、1台以上が脱着ボデー車と言われているのに対して、日本においては、その10分の1の100台に1台しか使用されていないというのが現状です。
しかし、1997年5月1日から法規制が大幅に緩和されたため、脱着ボデー車の使用範囲はヨーロッパ並に拡大されました。
そこで、昨今の畜産環境問題又有機農業が見直されている現状から、家畜糞尿収集運搬に脱着ボデー車が適切だと考え、提案させて頂きました。
東北海道いすゞ自動車は21世紀の農業発展をこのシステム車両でご支援します。
また、その他コンテナ化できるものは?とお考えの時は、東北海道いすゞ自動車までご相談ください。ご連絡をお待ちしております。
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